【前回まで】

獅子谷の兄が経営する闇金シシックで働くウシジマ。

 

支店長の海老名と鯖野は、シシックの金を強奪しますが、ハメられたウシジマも一緒に獅子谷に拘束されてしまいます。

 

犯人は、海老名たちとわかった獅子谷ですが、ウシジマを解放しません。

 

柄崎と加納も呼び出されて一緒に暴行を振われます。

 

一方、竹本の会社の吉澤専務は、ヤクザの熊倉に泣きつき、熊倉は獅子谷を呼び出します。

 

そのため、獅子谷は拘束しているウシジマたちを放置していったん熊倉の下へ向かいます。

 

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【今回】

高級マンションの部屋の中。

 

女「お兄ちゃん。おはよー。」

 

竹本「おはよう。さゆり。、、、お兄ちゃんはやめろって。」

 

歯磨きをしているさゆり「だって竹本はさゆりのこといろいろ助けてくれる東京のお兄ちゃんだもん。私、センスめちゃくちゃだから服も選んでくれるしさ。」

 

竹本「呼び捨て。グータラの社長からタクシー代貰ったんだろ? それで帰ればいいのに。」

さゆり「節約節約。」

 

竹本「朝ごはん食べ行く?」

 

さゆり「お腹減ってない。二日酔いで吐きそ。」

 

竹本「まだ未成年なんだから、水商売やめて実家に帰りなよ。」

 

キッチン台の上に座った二人。

 

さゆり「家族でもないのに干渉しないでよ。」

 

竹本「そこはお兄ちゃんじゃないのか?」

 

さゆり「お兄ちゃん、ここで本当に生活してるの? 何もないね。」

 

室内には家具が置かれていません。

 

竹本「まーね。、、、何もない。空っぽだよ」

 

車で新宿の高層ビル街を移動する獅子谷とその部下たち。

獅子谷「俺らがハメ撮り写真で脅しかけてるサンバービイの吉澤専務いんだろ?」

 

「ヤクザを全面に押し出して、当の本人はトンズラこきやがった。」

 

「吉澤の野郎。携帯に出ねーし、ヤサにもいねえ!」

 

「どーせヤクザが用意したホテルにでも隠れてるんだろう。」

 

「吉澤の野郎は俺と地元が同じだ。」

 

「奴が泣きついた地元のヤクザが誰か、だいたい想像ついてる。」

 

獅子谷「いいか? ヤクザ者が俺を拉致ろうとしたら、逆に拉致って殺す。いいな。」

 

 

部下「はい。」

 

ホテルのラウンジにやってきた獅子谷。

 

熊倉が座っており、横に滑川が立っています。

 

獅子谷「ふーん。よっちゃんは?」

 

熊倉「それが人を待たせた態度か? 吉澤はいない。俺とお前の話し合いだ。」

 

熊倉「まあ、座れよ。獅子谷。」

 

獅子谷から少し離れて4人の部下が見ています。

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獅子谷「二人で来たのかよ、、、もっと大人数かと思ってたのになあ、、、」

 

立っている滑川は拳を握ります。手には包帯がまかれています。昨日の絞殺のときの傷のようです。

 

、、、、一方、ウシジマたちが拘束されている格闘技ジム。

 

獅子谷の部下「ふいいいーっと。、、、ションベンションベン」

部下はトイレに入ります。

 

 

ウシジマ「柄崎、生きてるか?」

 

床には血を流した柄崎と加納が倒れています。

 

柄崎「完全に死んだ。」

 

ウシジマ「加納は?」

 

加納「死んでる。」

 

ウシジマ「海老名店長は?」

 

 

海老名「うるせえ、黙ってろ。腕が痛すぎてズキズキすんだ、、、」

 

トイレから出てきた獅子谷の部下「おい! お前ら何勝手にしゃべってんだ?」

部下の右耳はなく、切り取られた跡が残っています。

 

ウシジマ「獅子谷は異常者だ。話にならねえ。ヤツに耳を切られたなら分かるだろ?」

 

 

部下は、ウシジマの頭を道具で殴ります。

 

「黙れって言ってんだろが!」

床にウシジマの血が落ちます。

 

ウシジマ「なあ、、、俺達がやられたら次の矛先はあんただ。あんたも分かってんだろ?、、、」

 

ウシジマは目を開いて獅子谷の部下を見ます。

 

ウシジマ「俺が獅子谷を始末する。」

 

部下「俺に縄をほどけって言ってんの?」

 

ウシジマ「いや、ほどくのは海老名店長がやる。アンタは目をつぶっていてくれ。」

 

 

部下「おい、ウシジマ。噂で聞いたんだが、鰐戸三蔵の頭カチ割ったの本当にお前か?」

ウシジマ「ああ。獅子谷の頭もカチ割ってやるよ。」

 

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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