闇金ウシジマくんの「洗脳くん編」(コミックス26巻から28巻)。

 

ここでは、北九州監禁殺人事件というものがモデルにされています。

 

北九州監禁殺人事件

 

北九州監禁殺人事件は、福岡県北九州市であった事件です。
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発覚が2002年ですので10年以上前のことになります。

 

主犯のAは、小倉出身の1961年生まれの男です。

Aは20歳のころ、すでに結婚していましたが高校の同級生であったB女に電話して付き合うようになります。

 

Bは男性経験もあまりなくAから求められて関係を持ちました。

その後、AはBに対して暴力を振るうなどのDVを行うようになります。

 

AはBの両親とも会って気に入られます。

 

Aは、このころBの母親とも関係を持っています。

 

その後、1992年にAとBは、脅迫や詐欺などで指名手配され逃亡します。

 

1993年にはAとBの間に子供が生まれています。

 

そして、1993年には小倉に戻ってきます。

 

不動産担当者の拷問

このとき、AとBは、不動産屋の担当だった男性Cと親しくなります。

 

Cから会社の金を横領した話を聞いたAはそれをネタにCに脅され始めます。

 

また、Cの娘Dに「Cから性的ないたずらをされた」という文章を書かせて、そのことでもCを脅迫します。

 

Aは、Cを奴隷のように扱うようになり、拷問も始めます。

 

このときの拷問は、電気を体に流す「通電」でウシジマくんの中でも描かれています。

他にもAは、Dに命令してCを噛ませるということもしていました。

 

拷問で弱っていったCは1996年に死亡します。

 

Aは、Dには「お前が父をかんでいたから病院に連れて行けなかった」と言ってDの弱みも握ります。

 

Dは、父親Cの遺体の処理を命令され、解体しています。その方法は、ミキサーで液状化して公衆トイレに流したり、鍋で煮てフェリーから海に捨てるなどでした。

 

 

 

別の女性Eの虐待

その後、Aは別の女性Eに目をつけ、この女性を誘惑して夫と離婚させてます。

 

Aはこの女性から貢がせて虐待していましたが、Eは窓から飛び降りて逃亡します。

 

 

B家族の取り込み

 

Bはその後、大分県の湯布院のスナックで働き始めます。

Bが逃げたと考えたAは、Bの家族に「Bが殺人をした」と吹き込み、負い目を感じさせてBの家族を取り込みます。

 

Bを呼び戻したAとBの家族は、Bに対して虐待を始めます。

 

B家族もこのときには、Bが殺人をしたという負い目からAの言いなりになっていました。

 

B家族は現金1000万円と家を抵当に入れて借りた3000万円をAに渡します。

 

また、B家族にはBの妹の夫Fも加わってきます。

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AはBやその家族を虐待して総額で6000万円以上の金を出させています。

 

Bの両親の死亡

Aは拷問を続け、Bの父親は1997年に通電の拷問で死亡します。

 

Aは次にBの母親へ集中して拷問するようになり、通電を繰り返します。

 

Bの母親は、精神的におかしくなり、AはFに命令してBの母親を絞殺させます。

 

こうして1998年にBの母親も死亡します。

 

Bの妹夫婦の殺害

Aは次にBの妹に拷問を集中させ、母親と同様に最終的にFに殺害を命じます。

 

さらにAはFに拷問を集中させ、衰弱したFも死亡します。

 

子供たちの殺害

 

このとき、Aの下には、B、D、それとBの妹の子供二人がいました。

 

Aは、BとDに子ども二人も殺害を命令します。

 

発覚

2002年、DがAの下を逃げ出し、祖父母宅から通報があったことで事件が発覚しています。

 

 

拷問内容

Aが行っていた通電は、子どもの陰部にも行われていました。

 

また食事制限や、自分の大便を食べさせるなどの拷問もありました。

 

このあたりもウシジマくんに詳細に描かれています。

 

裁判

2011年。最高裁の上告棄却により、Aの死刑が確定しています。

 

Bは、無期懲役となっています。

 

まとめ

 

本当にこんなことがあったのかと思ってしまいます。

 

ここまで事件が進むまでに誰かが警察に行かなかったのかと疑問に思ってしまいます。

 

しかし、現実にBの家族は、警察に通報するということができなかったのですから、洗脳されていた部分があるのだと思います。

 

AのほうもBの家族が利用しやすいと思ってやっていたことなのでしょう。

 

ウシジマは洗脳くんの最後に言います。

 

「おいまゆみ。オレが貸した金で堕胎手術しなかったろ? お前は自分の頭を庇わないでお腹を守ってる。」

「誰かを守りてえなら強くなれ。意志のない奴は悪い人間に利用されっぱなしだぞ?」

 

「自分を救えない奴は他人なんか絶対に救えないぞ。」

 

そして、最後の最後でまゆみは新堂の命令を断ります。

 

ウシジマのこのときのセリフは、漫画前編を通じて伝えたいことが垣間見えているような気がします。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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