ウシジマと別れ車を走らせるマサル。

 

のどかのところに着きます。

 

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車を降りて庭に行くマサル。

 

マサル「やあ、久々だな。」

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のどか「あ! 村田さん。パパイヤもいでるから、ちょっと待ってて。 ここ父方の実家の庭なんですけど。食材にこまらないです。」

 

笑顔で話すマサル「一緒にシェルターにイッテから半年くらい経つか? 元気そうで何よりだな。」

 

のどか「はい。お陰様でたすかりました。旦那とも正式に離婚することが出来ました。」

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マサル「そうか。」

 

のどか「ここは私が5歳まで住んでた家。その年に両親が離婚して、母親と私はここを出たの。元旦那はここを知らないから、しばらくは安心です。」

 

マサル「いや、沖縄のどこに住んでももう安心だよ。」

 

戸惑うのどか。

 

 

のどか「あ、村田さん。朝ごはん食べてきませんか? ご先祖様にお供えしてから私たちはいただくの。」

 

仏壇の前に食事をおいて祈るのどか。

 

マサル「何を祈ってるんだい?」

 

のどか「うん? ご先祖様に家族が健康でいられてることを報告かな?」

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マサルはお札のようなものを見て、これは何だと聞きます。

 

 

のどか「ウチカビ。先祖があの世でお金に困らないように燃やして届けるの。」

 

マサル「へー。死んでも金の心配すんのかよ。沖縄のあの世は大変だな。」

 

 

のどかが食事をマサルに用意して出します。

 

 

のどか「どうぞ。野菜はほど庭で取れたやつで、、、刺身はさしみ屋でさっき買ってきたの。」

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マサル「さしみや?」

 

のどか「さしみ屋って珍しいの? 沖縄以外では無いのかな?」

 

マサル「分からん。ところでさあ、なんでこっち来ないんだ?」

 

のどかは台所で立っています。

 

のどか「男は居間で、女は台所で食事をとるの。おかわりあったら言って下さいね。 村田さんはこの半年間何してたんですか?」

 

マサル「ああ、大阪で日雇いの仕事してた。」

 

食事をたべて、美味い、と言い、手を合わせるマサル「ご馳走様でした」

 

マサルはのどかが小学校のとき行けなかった遠足先までドライブしようぜ、と言います。

 

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航平はおばあさんのところに行っているようです。

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マサルは外に出て子供を抱えた男性がいるのに気づきます。

 

「彼は?」

 

のどか「幼馴染。ときどきここにご飯食べに来るの。 航平と遊んでくれるからすごく助かる。」

 

会釈するマサルと男性。

 

マサルとのどかは車で出かけます。

 

 

二人は、ドライブスルーによってゴーヤーバーガーのセットを買います。

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マサル「うまいな」

 

のどか「でしょでしょ。」

 

二人は、車でのどかが子供のころよく行っていた市場に向かいます。

 

行ってみると市場は無くなっていました。

 

のどか「変わらないものなんてないんですね」

 

さらに車を走らせる二人。

 

マサルが切れないところだな、というとのどかはこの辺は苦手だと言います。

 

「この辺、あまり気が良くなって言われてるし好きじゃない。遠足や社会科見学でここら辺が戦争の激戦区で、島の人がたくさん亡くなったって話をよく聞かされたのもあるかも、、、」

 

 

マサル「歴史や人の思いが重なると景色の見え方が違うんだな。」

 

 

マサルは本名が村田ではなく、加賀勝だということを打ち明けます。

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「東京でいろいろ悪さして沖縄に逃げてきたんだ。村田って偽名で沖縄の闇金で働いてたんだよ。」

 

マサルはのどかの元旦那が二度と沖縄に足を踏み入れないと言う条件で話がついたことを話します。

 

「もうお前の生活を脅かす奴はいない。」

 

のどか「なんで私たちにここまでしてくれたんですか?」

 

マサル「のどかに惚れたから。のどかと航平に幸せになってほしい。俺は犯罪者だからこれ以上お前達に関わるとせっかく得た平穏な生活が崩れる」

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キスする二人。

 

のどか「さよなら」

 

つづく。

 

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