【前回まで】

少年院を出て闇金シシックで働くウシジマ。

 

竹本の会社の吉澤専務は獅子谷に弱みを握られて熊倉に泣きつきます。しかし、逆に熊倉から1億円を要求されます。

 

そして、シシックの海老名店長と鯖野店長は、ウシジマに責任を押し付ける工作を行い、遂にシシックの金を強奪したようです。

 

【今回】

格闘技事務で話す獅子谷社長とその部下二人。

 
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獅子谷社長「いくら盗られた?」

 

部下「6億です。」

獅子谷「襲われた警備員はどうした?」

 

部下「腕切られた二人は医者に送りました。」

 

獅子谷「状況を聞き出せ」

 

部下「二人とも意識を失ってます。」

 

獅子谷「幹部を集めろ。全員に詳細なアリバイを出させろ。怪しい奴は片っ端から尋問する。」

部下「はい。」

 

、、、深夜。資材置き場のような場所に止まったボックス車。

 

海老名「ここで盗難車捨てて車乗り換えるぞ。」

 

車内のキャリーバックの中に札束が詰まっています。

 

鯖野「ざまあみろ! ざまあみろ! くそがあ!」

海老名「獅子谷からメールだ。すぐ本部に来いと。、、、金は車のトランクに隠して速攻本部に行くぞ。絶対にアリバイ聞かれるから予定してた口裏合わせ忘れるなよ?」

 

車から降りて話す二人。

 

鯖野「は? 行かねーよ。」

 

海老名「あ?」

 

鯖野「獅子谷は嘘を見抜く。わざわざ自分から殺されに行く馬鹿がいるかよ。」

 

 

海老名「冗談だろ? お前が逃げたら残された家族が襲われるぞ?」

 

鯖野「ケッ! ヤリマンの嫁も糞ガキも、もーどうでもいいや。どうせ連れ子だし自分第一でしょ」

 

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海老名「オレは妊娠してる嫁と娘がいるんだ! 逃げたら家族がひどい目にあっちまう! 鯖野が飛んだらお前とよくつるんでる俺も真っ先に疑われるんだ。今すぐ本部に向かうぞ鯖野!」

 

鯖野「知るかよ。家族が大事なら強盗なんてすんじゃねーよ。」

 

海老名「なんだとこの野郎! 来いよ! コラア!」

 

鯖野がすごみます。

「おい。テメエの腕もちょん切るぞ?、、、いちいち命令口調なのムカつくんだけど。お前のことずっと下と思ってたし」

海老名は歯ぎしりをして悔しがっています。

 

鯖野「山分けにしてやっただけでも感謝しろ。獅子谷んトコまで歩いていけ!」

 

鯖野はスーツケースを持って立ち去ります。

 

誰かが物陰で二人の会話を聞いていたようです。

 

 

、、、一方、格闘技事務にいる獅子谷社長の携帯が鳴ります。着信には「サンバービイ吉澤専務」と出ています。

 

獅子谷「おい! 今テメエに構ってる暇はねえ! 明日また電話して来い!」

 

電話の相手「おい。ギャーギャーうるせーなあ、、、いきなりデカい声出すんじゃねーよ。田中サンよお」

 

獅子谷「誰だ?」

 

相手「誰ってそりゃあサンバービイの吉澤の友人だよ。」

 

獅子谷「あ? やくざだろ?」

電話の相手は熊倉です。

「友人だって言ってんだろコノヤロウ! アンタが吉澤をユスッてる件について間に入ってほしいと吉澤から頼まれてね。明日15時に第一ホテルで話し合いましょうや。あ、ついでに礼の写真も持ってこいよ、田中? いや、本名は獅子谷だっけ? 逃げるなよ小僧」

 

、、、海老名はどこかのコインロッカーにスーツケースを入れています。

 

 

、、、獅子谷の格闘技事務。

 

部下「獅子谷社長。防犯カメラの録画見てください。、、、強盗のあった一時間前です。」

 

防犯カメラ画像にはウシジマが写っています。

 

 

獅子谷「ウシジマを呼び出せ。」

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 
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