【前回まで】

海老名と鯖野が獅子谷の金を強奪しました。

 

ハメられたウシジマも海老名と一緒に獅子谷から尋問されます。

 

鯖野は自宅で獅子谷の部下に半殺しにされ、海老名が共犯であることをしゃべります。

 

部下が獅子谷に電話すると、獅子谷はすでに海老名の左手を斧で切断していました。

 

そして、海老名が金を隠したコインロッカーに向かいこじあける獅子谷の部下たち。

 

しかし、金はそこにはありませんでした。

 

スポンサードリンク



【今回】

どこかの事務所前で車に乗っている熊倉と中年男性。運転席には滑川が座っています。

熊倉「社長。この手形見覚えあるでしょ? 振出人の植木工務店が潰れちゃってねえ、、、でよお、裏書きしている松山社長のところで払ってほしいんだわ。あんたんとこの松山建設から受け取った手形が不渡りになったんだしよおー。申し訳ないけど800万円今すぐ耳をそろえて払ってね。」

 

松山社長「そんなあ、いきなり言われたって困りますよ! もっと儲かってる会社も裏書きしてるじゃないですか! そっちに請求してくださいよお!」

 

熊倉「自己保身、自己保身。自己保身の塊だな。、、、不渡りの手形っていうのはどの裏書人に請求してもいいって法律で認められてる。裏書人の順序なんて関係ねえ。なんなら裁判でもしますか?」

 

松山「ヤクザの取り立てが法律違反でしょ? 警察に通報しますよ?」

 

、、、、どこかの地面に埋められ、顔だけ出ている松山社長。

 

「ひいー、ひいー」

 

熊倉が見下ろします「苦しいか?、、、土に埋めると圧迫感半端ねーから耐えられねーだろ?」

 

松山「助けてください。」

 

 

、、、テーブルの上に乗っている札束。

 

 

熊倉「松山社長、気前いいじゃない。あとよ。滑川が匿ってた松山建設の経理のオッサンな、、、」

 

滑川「はい。」

 

熊倉「サツに走られても面倒だ。余計な事しゃべる前に始末しといてくれ。、、、今日はもう帰っていいぞ。滑川。明日は獅子谷とかいう小僧にもヤクザもんの怖さを思い知らせてやる。」

 

滑川「はい。」

 

家に帰ってきた滑川。米を炊いて食事を作っているようです。

 

「夏うーおー、待てえなあーいー♪」

 

タンクトップを来た滑川の腕には手首のあたりまで刺青が入っています。

どんぶりごはんの上におかずを乗せたご飯を食べる滑川。

 

そこにジャージを来た男が現れます。

 

梶尾「滑川さん。何食ってるんですか? 美味そうですね。」

 

滑川「おお、梶尾。熊倉の兄貴に教えてもらった飯だ。お前も食うか?」

 

梶尾「え? いいんですか?」

 

スポンサードリンク

滑川「大目に作ったから食え食え。」

 

梶尾も滑川が作ったメシを食べます。

 

滑川「梶尾、鳶田は?」

 

梶尾「彼女の家です。」

 

滑川「梨花か?」

 

梶尾「いや、華恵の家です。あいつ、あの顔で折んな5人いるんですよ。5人中3人、ソープに沈めてお小遣いもらって生活してる。職業ヒモです。一人60万くらい取ってて毎月200万円の収入ですよ。今看護学校に通ってる華恵を風俗嬢にするってキメセクで調教中です。」

滑川「ヤクザな野郎だな。」

 

 

梶尾「滑川さんが本気出したら女でビル建ちますよ。滑ビル作りましょう。、、、、おっと失礼します。」

 

梶尾の電話がなります。

 

「社長から緊急の呼び出しが入ったみたいです。どうせ社員の公開リンチ告知です。最近多いから。」

 

滑川「獅子谷の様子はどうだ?」

梶尾「なんかいつもイライラしてます。数字さえ出せば自由ってのがヤミ金のいいとこなのに、最近は何かというとオレらに忠誠を誓えですからね。寒すぎでしょ。悪いネタでも食ってんじゃないですか?」

 

梶尾が食べ終わったどんぶりを畳の上におきます。

 

梶尾「近々名簿を全部コピーして独立します。」

 

滑川「そしたら俺がお前の店のケツ持ってやるよ、梶尾。」

 

梶尾「いえ、その時は滑川さんの盃がほしいです。、、、鳶田も一緒に滑川さんの子分にしてもらえませんか?」

 

滑川「ああ。」

 

、、、、格闘技ジムの中で椅子に縛られたウシジマ。顔からは血がたれています。

 

獅子谷「ウシジマ。正直俺はお前をかってる。ここでお前を失うのはシシックにとって大きな損失になる。、、、徳の高い人間は金に執着しないっていうだろ? 大事なのは盗まれた金額じゃあない。俺と会社に対する忠誠心の問題だ。」

 

 

部下「獅子谷社長、たった今連絡がありました。、、、鯖野が死にました。」

 

 

獅子谷「そっか。裏切者はもう一人死ぬ。、、、いや、もう二人か?」

 

獅子谷は筒形のスタンガンでウシジマの後頭部をゴツゴツと叩きます。

 

獅子谷「これ地味に嫌だろ? お前が正直にしゃべるか、死ぬまで続けるからな。、、、疲れたなあ」

 

横では、加納と柄崎も正座させられています。

獅子谷「柄崎、加納。テメエ等にも聞くことがある。」

 

獅子谷はスタンガンを柄崎に差し出します。

 

「その前にウシジマをたたくのを替われ。」

 

つづく。

 

スポンサードリンク